『見た事ない』を見てみよう

「まだ見ぬ自然」や「街並み」を独自の視点で綴っていきます

一眼レフ旅 1 『新宿御苑』に行ってきました

 

どうも、ちび助ユウタです。

10月も下旬になり、肌寒さを感じるようになりましたね。

今回は、ニューヨークのセントラルパークを彷彿とさせる『新宿御苑』に行ってきました。

 

新宿御苑とは

新宿御苑は、東京都新宿区と渋谷区に跨る国民公園で、元々は江戸時代信濃高遠藩内藤家下屋敷があったそうです。

1879年に新宿植物御苑は開設され、第二次世界大戦以後、一般に公開が開始されました。

御苑内は約58ヘクタール(東京ドーム約12個分)のスペースに「日本庭園」、「イギリス風景式庭園」、「フランス式整形庭園」が組み合わされ、樹木の数は1万本を超えるようです。また、日本さくら名所100選に選定されており、65種・約1300本の桜があり、春には花見の名所として大勢の観光客で賑わうそうですよ~。ちなみにお酒の持ち込みは禁止されているようです。残念

 

以下に園内マップのリンクを貼っておきます。(2019年10月現在)

https://www.env.go.jp/garden/shinjukugyoen/migoro1909akia.pdf

 

新宿御苑へのアクセス

一日の平均乗降客数が世界一の新宿駅から徒歩で約10分の処に新宿御苑はあります。

僕は、事前に経路を調べていなかったので、新宿駅で20分ほど右往左往してしまいました。(笑)

新宿駅東南口を出て、甲州街道をひたすら真っ直ぐ進むと、新宿御苑新宿門にアクセスできます。

皆さんは出口をお間違え無いよう、お気を付け下さい。

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庭園の見どころ

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『玉藻池』

玉藻池

江戸時代の内藤家の屋敷跡の面影をとどめる庭園です。
現在の大木戸休憩所には、御殿が建てられ、池、谷、築山をしつらえた景勝地「玉川園」が造られたといわれています。
御苑で暮らすカモ類も羽を休めるおだやかな庭園です。

 

風景式庭園

風景式庭園

ゆったりと広がる芝生と、自然のままにのびのび育った巨樹が特徴の風景式庭園。新宿門から整形式庭園へまっすぐのびた、見通し線(ビスタライン)の中央には、御苑のシンボルツリー・高さ30mをこえるユリノキが高くそびえています。
開放的な雰囲気の庭園で、木々の間からのぞく新宿の高層ビル街の風景は、都会のオアシスならではです。

 

『整形式庭園』

整形式庭園

左右対称に美しく整形された整形式庭園では、110種類約500本の特色あふれる花々が咲き誇るバラ花壇を中央に、左右に約200メートル計156本のプラタナスを4列の並木にデザインしています。
ヨーロッパの雰囲気あふれるロマンチックな並木道は、四季を通じて憩いの空間として親しまれています。

 

『日本庭園』

日本庭園

ゆるやかな池の流れに沿った、池泉回遊式の庭園です。
古くは鴨場として作られ、昭和のはじめに日本庭園として改装されました。
歴史建造物「旧御凉亭」や皇室ゆかりの菊花壇展をはじめ、ウメやサクラにカエデの紅葉、冬のオシドリなど、四季のみどころも多い、情緒あふれる庭園です。

 

『母と子の森』

母と子の森

都会に住む子どもたちが自然とのふれあいを楽しみ、豊かな感性と自然への関心を育む、昭和60年(1985)に造られた自然観察フィールドです。
 武蔵野の雑木林を思わせる森では、身近な木々や草花、昆虫などとのふれあいが楽しめます。
 ボランティア団体・新宿御苑森の会による、親子自然観察会を年間を通して行っています。

 

**一般財団法人国民公園協会 新宿御苑のサイトの一部を転載させて頂きました**

 

僕が訪れた庭園と歴史建造物

風景式庭園

新宿門から場所ナンバー(V1→V2→V3→V4→N2)の順に歩いていくと到着するのが、『風景式庭園』です。周囲には視界を妨げるものはなく、芝生にシートを敷いてお弁当を食べたり、お昼寝が出来たら最高だろうなぁと思ってしまいました。

僕が訪れたのは平日の午前中だったので、近所の幼稚園児が愉しそうに駆け回っている姿を見ることが出来ました。思わず自分が園児だった時はどんな感じだったかなと振り返ってしまいました。ゆるりと流れる時間に癒されました。

残念ながら、風景式庭園の写真は撮っていませんでした(泣)。

 

『整形式庭園』

風景式庭園』の隣に『整形式庭園』はあります。

ここは、僕が新宿御苑に行きたいと思うきっかけを与えてくれた庭園です。

休日の理想の過ごし方をイメージした一枚を撮るべく、色々な構図を試してみました。

プラタナス並木の下に設置されているベンチに座って、大切な人と時間を過ごすのも粋だなぁと思ってしまいました。

 

『大温室』

新宿門から場所ナンバー(V1→V2→V3→N1)の順に歩いていくと到着するのが、『大温室』です。大温室では、世界各地の熱帯植物がジャングルや池沼、山地、乾燥地などの環境ごとに分けられていて、とても見やすいです。

外が少し肌寒いなぁと思った時は、身体を温めながらゆっくり見て回るのもいいかと思います。30分程度で回れると思います。

 

重要文化財指定『旧洋館御休所』

大温室の隣に『旧洋館御休所』はあります。

旧洋館御休所は、天皇陛下や皇族の休憩所として明示29年に建てられたそうで、スティックスタイルという建築様式を基調とした木造の洋館のようです。

館内の公開日時は毎月第二・四土曜日の10時から15時だそうです。詳細は「環境省新宿御苑管理事務所ホームページ」にあります。

 

ちび助ユウタの写真館

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『10月桜』

 

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『バラ園とドコモタワー』

 

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『 整形式庭園のプラタナス並木とベンチ』

 

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『大温室内の洋ラン』

 

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花の名前 不明

 

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『大温室内のキンシャチ』

 

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重要文化財指定 旧洋館御休所』

 

今回の撮影では、その場所の雰囲気が伝わるような構図(連続配置のものを少し斜めから撮る等)を意識して写真を撮りました。

植物であれば、撮影対象に寄ってカメラの絞りを開けて周囲をぼかすことで、対象を強調させてみました。

 

新宿御苑を訪れて

時間の都合上、新宿御苑の全てを見ることはできませんでしたが、1時間半程度で上記の箇所を回ることが出来ました。

園内全てをゆっくり見て回るなら、3時間程度の時間の余裕を取っておくといいかもしれません。ベンチもたくさんあるので、各人の体力に合わせて回る事も可能だと思います。

園内には、植物を観察する人以外にも本を読む人、昼寝をする人、水彩画を描く人など色んな目的の人が訪れていました。入園料が200円掛かりますが、値段以上に楽しませてくれる良い庭園でした。また、入園ゲートを入ってすぐの所にお勧めの植物が紹介された看板があるのでチェックしてから散策すると良いかと思います。

 

長い記事を読んで頂いて、ありがとうございました。